育児にうちのめされるブログ

仕事と育児は両立できると聞いていたけど、実際やってみたら無理なんじゃないかと思う日常

健診その後

私は今まで、使徒と一緒に過ごしてきて、

他人に使徒を評価されるような場面においては、報われない気持ちになることがほとんど、というか常であった

 

それは日常で、

例えば使徒を連れて飲食店に入ったときに、食事中に騒ぐ使徒を静かにさせることができず、気まずくて途中で食べること自体あきらめて退店したり

 

例えばスイミングスクールでコーチに名前を呼ばれてもニヤニヤするだけで返事をしないままの使徒を見ているときとか

 

例えば音楽教室で先生の話を聞かずにバタバタ走り回ったり楽器を触りたくて泣き喚いたりするときも

 

 

他の子は落ち着いて先生の話を聞いたり、呼ばれて返事をしているのに、まったくそういう気配の無い使徒は、

無理やり何かさせようとすればえびぞりになって怒って泣きわめくのがデフォ

 

「できなくてあたりまえですから、お母さんは肩身の狭い思いをしなくていいですよ」って、慰めだったのか、真意だったのかそう言われて、複雑な感情が込み上げることは何度もあった

 

だから健診のようなイベントは、そういう肩身の狭い思いをさせられる機会だったわけだけど、

 

私の予想に反して使徒は泣きもせず、えびぞりにもならず、周囲の子が泣き喚く様子を観察しながら、落ち着いて小児科の診察も終え、歯科の診察も終え、身体測定も発達検査もクリアしていた。

 

まぁ、なんておりこうさんなんでしょう!とか、さんざん褒められて、

 

この子って、こういう物分かりのいい性格を見せること、あるんだ?!

と、

1番意外に思ったのは私だった。

 

使徒は、知らないうちに成長しているようで、

 

私は、仕事を再開して使徒と離れて過ごす時間を持つことにより、それが分かるようになったらしい。

 

 

そういうわけで、健診は嫌な記憶にならなかった。