昨日の続きです
本日のアウトプット、とかいうダサいタイトルをはやくどうにかしたい
このブログは目次などなく、気の向くままに書いていくので話がまったくまとまっておりませんがお許しを….
私から見てテオ先生は、いわゆる腕の悪い先生だったのですが、少なくとも私と接する時の彼は気さくで朗らかな印象でした
しかし、もし自分が治療を受けることになったときテオ先生に治療されるのは絶対に嫌だと思ったし、私の家族や、友人の治療も絶対にやめてほしいです
というか、私が今まで出会ってきた同業者で、自分や家族の治療を任せてもいいと思った人は数人で、しかもその数人のうち1人は夫です
テオ先生は、治したいという気持ちはあるけど、技術が伴わない人でした
Bクリでは、テオ先生の技術不足が非常に問題視されており、従業員たちが常に彼を見張り、変な治療をしていないかチェックし、微妙な治療が行われた形跡があるとすぐに院長に報告していたようです
そうやって厳しく見張られることにより、より悪いところや失敗が目につくというか、例えば私が同じことをしても誰も何も言わないのに、テオ先生が行うと、ヘタクソだと噂になる。という感じでした
Bクリのスタッフは、テオ先生の言動に対していちいち揚げ足をとって、私にも「この前テオ先生がこんなことしてたんですよ!ありえないです!」と訴えてきました。
例えばテオ先生が禁煙の院内で電子タバコを吸うとか、トイレの使い方が汚いとか、基本的なことから
LINEのアイコンにしている自撮り画像がキモい!とか、私服のセンスが謎!とかいう、ほっとけ!みたいなことまでありましたけど
1番気になったことは、「テオ先生がAの治療の時に、 BとCを使ってDしていたんですけど、こんなおかしな治療をするなんて、本当に許せません!」みたいな発言がスタッフから出てきたことでした
なぜなら、それは、治療としてはありえることだと思ったからです
Aの治療のときBとCを使ってDする
ことの、何がいけないの?
と思ったのですが、
Bクリでは院長がそういう治療をしないから、スタッフがその治療法が存在すると知らないだけなのです
スタッフは自分たちの知識不足だという可能性を想定していないので、テオ先生のやり方を全否定しているし、院長が行うEという治療だけが正しいと信じているのです
私はそこがまったく腑に落ちなくて、
そもそも院長が行う治療法Eが、とてつもなく不審な治療法でした
ぶっちゃけ、テオ先生のABCDと院長のE、すべてインチキ治療だと思ってましたので、自分が受けたいか?と聞かれたら死んでも彼らの治療を受けたくないと思ってましたけど、
でも、どれも世間一般で行われる治療の範囲を逸脱していないとも思いました
同じくらい不審な治療は、日本で蔓延しているという現場を見てきましたので…
だから、Bクリスタッフが目をつりあげてテオ先生の治療を否定しているけど、そんな権利は無いと思いました
そもそも、無資格のスタッフたちに治療法の何が分かるんだろう…と不思議でした
スタッフたちがテオ先生の悪口を言えば言うほど、スタッフの知識の無さが露呈して、
この人たちは、どの目線でこういうこと言ってんのかな、、、というのが正直な感想。
説明するのもめんどくさくて、あえて擁護もしなかったけど、こんなふうにスタッフを増長させている院長も院長だよな、と思ってました
こともあろうにスタッフたちは「アラフィフのくせに治療の基本ができていないテオ先生に、ちゃんと基礎的な診療研修をさせてください」と、院長に嘆願しました。
テオ先生は院長より年上でしたので、院長もはっきりいうことが出来ず、
結局勤務医全員を集めて研修会なるものを開催することになりました
こんな不毛な研修会に呼ばれる私…
院長は視野がチョー狭いコミュ障なので、
「テオ先生のABCDも、僕のEも、どちらも治療として間違っているわけじゃないけど、うちではEを採用しているから、みなさんEで統一してくれますか?」とか気の利いたことが言えず
「テオ先生の治療は間違っていて、正しいのは僕のやっている治療です」とか言うんですよ
そんな言い方でテオ先生の心を掴めると思います?反感を買うだけですよ
こうしたコミュニケーションのズレもあり、テオ先生は追い詰められていきます
最終的には、スタッフの計らいでテオ先生に診察させないようにと皆が一丸となって動き、テオ先生は出勤しても診察数が極端に少なくなり、暇な時間は裏で喫煙するようになりました
そして誰もテオ先生の補助をせず、困っていても助けない、すぐに失敗だと騒いで、カルテを隠して診察できないようにする…
という状況が2週間ほど続き、しかも程度が酷くなっていったのです
明日に続く