弟が帰省しています。
なぜ帰省しているかは別記事にするとして、
弟が実家にきていると、みんなが弟に話しかけてます。
会話のほとんどは、事務連絡や、新型肺炎対策のこと、春休みの予定など。
私も弟とゆっくり話をしたいし、
両親もたまに会う息子にいろいろな話をするのですが…
そこで1人ふてくされるのが、使徒です。
使徒は会話できないせいか、みんなの注意が自分に向いていないことを敏感に察して、いつもの10倍くらいワガママになります。
それも、私がいないときはニコニコしてジジババと遊んでいるのに、私がトイレから戻ってきたりすると途端にぐずったり、物を落としたり、ズボンを履くのを嫌がったりするのです。
そういうわけで使徒の機嫌が悪く泣いた時に、ミルクを欲しがったので、私はミルクを作るために使徒を床におろしてキッチンに行きました。
ジジババも弟もそれぞれ何かに忙しそうで、ミルクを作ってくれと頼みにくかったのです。
そもそもジジと弟はストローマグの部品を理解していないのでミルクが作れません。
そうしたら使徒は癇癪を起こしてギャアギャア泣き叫び、泣き声を聞きつけたジジババが駆けつけました。
使徒は機嫌がわるいためズボンも履かないまま泣き叫んでいたので、ババがズボンを履かせようとしました。
ところが使徒は激怒してババの顔を思い切りつねりました。そしてババに怒られ、さらに泣き喚く使徒。
その様子を見ていたジジは、今度はババに対して「そんなに怒ることないだろ!」と怒りだしてジジババの夫婦喧嘩に発展、まさに地獄絵図でした笑
私がミルクを作ってから使徒を諭しましたが、使徒は私と目も合わせずにムスッとし、ジジから離れません。
使徒は大好きなジジと一緒にミルクを飲み、その後はずーっとジジに抱っこ。私とババのことはジロリと横目で睨んでいました。
もともと使徒の風邪をもらって咳が止まらない私は、なんだかもう疲れ果てて、ぐったりしてしまいました。
使徒のあまりの聞き分けのなさにイライラしたし、悲しくなり、食欲もなくなりました。
弟はその様子を見ていて、最近漢方薬の講義で、怒りんぼの子に出す薬があるのだと言い出し、ドラッグストアで買ってきました。
それはミカンの皮などが配合されている薬で、母子ともに飲むらしいのです。
母子ともに飲むと聞いて、私が
「この子が怒ってばかりなのは私の問題だということでしょう。つまり私だけ薬を飲めばいい」と言うと、
そもそも東洋医学は西洋医学とは全然違う発想の学問だから、漢方薬を西洋医学の考え方で解釈できないと答え、
でも漢方薬にこういうものがあるのは、昔から聞き分けない子どもと、対応に困る母親がいるということだ
と、悩むのは私だけじゃないし、使徒が特別ワガママたわけではないというようなことを言ってました。
そうなんですかね…